アートの翼 どこまでも~帯広美術館特別展(6)「岩橋英遠《彩雲》」
頭上の雲の変化 一瞬を捉え描く 巨大な画面いっぱいに描かれた雲。半月形あるいは大きなうろこ形をなしている。右の縁は赤やオレンジ色を帯び、よく見ると雲の背後に太陽が隠れている。「彩雲」とは、光の回折により縁が美しく彩られた雲のこと。古来、吉兆とされた。画家は、洞爺湖近くの有珠山を見に行った際に彩雲..
頭上の雲の変化 一瞬を捉え描く 巨大な画面いっぱいに描かれた雲。半月形あるいは大きなうろこ形をなしている。右の縁は赤やオレンジ色を帯び、よく見ると雲の背後に太陽が隠れている。「彩雲」とは、光の回折により縁が美しく彩られた雲のこと。古来、吉兆とされた。画家は、洞爺湖近くの有珠山を見に行った際に彩雲..