煙の中、母に抱かれ 帯広・光地陽子さん~十勝空襲 語り継ぐ(下) 「第一中学校(当時の啓北国民学校)が兵舎と間違えられて、爆弾をばんばんと落とされた。防空壕(ごう)に、煙がばあーっと入ってきた」 壕広げる祖父 1945年7月14、15日の帯広空襲。当時4歳だった光地陽子さん(84)=札幌市在住=は、帯広市大通1にあった母方の祖父の家に避難していた。防空壕に入.. 7/19