自由訳 十勝日誌~松浦武四郎原文(33)「皆と別れ釧路へ」
安政5年(1858年) 3月19日 石狩からずっと一緒だった飯田氏はここから広尾の方に向かい、アイヌたちは再び山に入って石狩へ、私は釧路の方へと三方に分かれて出発しました。ここで一首を戯れに歌いました。 あつぶすま 今宵は雲にしきかへて あくまで 飯ををして いざねむ 弘(松浦武四郎) (今..
安政5年(1858年) 3月19日 石狩からずっと一緒だった飯田氏はここから広尾の方に向かい、アイヌたちは再び山に入って石狩へ、私は釧路の方へと三方に分かれて出発しました。ここで一首を戯れに歌いました。 あつぶすま 今宵は雲にしきかへて あくまで 飯ををして いざねむ 弘(松浦武四郎) (今..