音更で「絵本ワールド」始まる 9日まで
【音更】絵本の祭り「絵本ワールドinおとふけ」(実行委員会主催)が8日、音更町生涯学習センターで始まった。絵本のキャラクターとの撮影会や作家のワークショップ、絵本1000冊の展示販売が行われ、家族連れでにぎわった。9日まで。
初日は午前10時半から、真珠まりこさん(東京)による絵本「もったいないばあさん」のお話会を開催。約60人の家族連れが参加し、昔ながらの知恵で食べ物などを大切にする「もったいないばあさん」の物語に耳を傾けた。
音更柳町小2年の鈴木帆未さん(8)は祖母と来場し、「男の子のほおについたご飯粒を(おばあさんが)ぺろぺろとなめるところが面白い」と笑顔を見せた。真珠さんは「分け合う気持ちや、命の大切さを伝える物語にしたかった」と、自身の絵本に込めた思いを語った。
9日は絵本作家のすずきももさん(札幌市)、あべ弘士さん(旭川市)のワークショップなどが開かれる。
希望者は、実行委事務局のザ・本屋さんのホームページ専用フォームからエントリーする。問い合わせも同書店(0155・58・5991)へ。(高井翔太)












