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クラフトジン「明時オリジン」10日に発売 初の定番商品 十勝平野蒸溜所

定番商品として売り出す新製品と宮澤社長(塩原真撮影)

 【幕別】クラフトジン製造販売の十勝平野蒸留所(幕別町、宮澤嘉裕社長)は10日、オリジナル商品第4弾となる「明時(あかとき) オリジン」を発売する。同社初の定番商品で、宮澤社長は「一口目から広がる華やかな花と果実の香りに、かんきつの上品なアクセントが重なり、深みのある味わいを実現した」とPRしている。(津田恭平)

 同社は管内では珍しいクラフトジンの本格的な製造拠点として、十勝ヒルズ(幕別町日新)内に2023年に開設。ボタニカル(風味付けの原料)に十勝産小豆など24種を使用した初の独自商品「明時 リミテッドエディション」を今年2月に発売したのを皮切りに、「明時 ラズベリー」「明時 タンザナイト」を限定品として販売してきた。

 今回は、ときいろファーム(帯広市)のラズベリーや十勝産の小豆、マッシュルーム、夢想農園(士幌町)のパクチーを含む27種類のボタニカルを使用。初めてパクチーを使い、ラベンダーやカモミールなどの花とベルガモットなどのかんきつの香りが引き立ち、フレッシュな清涼感が生まれたという。

 味と香りのバランスなどを試行錯誤し、長期間かけて完成した商品。宮澤社長は「自信を持って出せるレギュラー商品ができた。香りや風味を楽しんでほしい」と話している。今後は同商品を軸に製造し、十勝産素材を使った限定品も定期的に販売していく予定。ラズベリーとタンザナイトも再生産を計画している。

 オリジンは1本(500ミリリットル入り)4950円。十勝管内の酒店や土産店、同社のオンラインショップなどで取り扱っている。問い合わせは同社(0155・65・0479)へ。


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