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上士幌ゴルフ場が現地決済型「ぺいふる」管内で初導入

ふるさと納税の現地決済端末「ぺいふる」をPRする前田支配人

 【上士幌】上士幌ゴルフ場(上士幌町上音更西3線、前田昇支配人)は、ふるさと納税の現地決済端末「ぺいふる」を導入した。事前登録などは不要、クレジットカードでの支払いだけで、ふるさと納税を通じて町に寄付ができる。

 26日から運用を開始した。ぺいふるの導入は管内では初めて。

 同ゴルフ場は西武プリンスホテルズ・アンド・リゾーツ(東京)が運営。同ゴルフ場はここ数年2万人前後の利用者がいることから、上士幌のまちづくりを応援し、なおかつゴルフを楽しみたいプレーヤーのために、前田支配人が町にぺいふるの導入を打診した。

 町はふるさと納税事業のPRや寄付希望者の利便性の向上につながると判断した。

 前田支配人は女満別(オホーツク管内大空町)のゴルフコースも担当し、女満別では4月にぺいふるを導入。シーズン会員「はまなす会」(入会金1万4000円、寄付額4万7000円)で扱ったところ10人が寄付し、累計47万円が集まった。当初は2~3人とみていたことから、一定の需要があると判断した。

 ぺいふるは町外から訪れた利用者が、支払時に携帯電話番号を入力してカード決済すると納税が完了、プレー代が返礼品となる。特別なアプリは必要ない。

 寄付額1万円で3000円分、同2万円で6000円分、同3万円で9000円分、同5万円で1万5000円分のプレー料金が返礼品となる。マスターズコース(18ホール)とチャンピオンズコース(同)が利用できる。

 26日には上士幌ゴルフ場でPRイベントを開催、町の担当職員がオリジナルトートバッグや返礼品のパンフレットを配布した。町企画財政課の荒井美里主査は「その場で納税できる手軽さをPRし、上士幌のファンを増やしたい」と話した。

 前田支配人は「納税額が増えるといろんな事業に活用できる。上士幌に貢献したい」と述べていた。ゴルフ場では、ぺいふるで「はまなす会」の寄付もできるよう準備を進めている。

 問い合わせは、同ゴルフ場(01564・2・4000)か町企画財政課(01564・2・4290)へ。(大健太郎)

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