猛暑で開始時間前倒し、校歌1番だけ… 市内小学校で終業式
市内の小中学校・義務教育学校で23日、1学期の終業式が行われた。子どもたちは待望の夏休みにワクワクした表情を見せていた。
帯広稲田小学校(平野司校長、児童516人)では午前8時40分から、体育館に全校児童が集まり式を実施。猛暑が予想されていたことから、当初予定していた3時間目から1時間目に繰り上げた。随時暑さ指数を確認し、送風機4台とスポットクーラー2台を使用して温度調整するなど対策を取った。校歌斉唱も1番のみとした。
児童会を代表し、書記の須田夕稀さん(5年)は「事故やけがに気を付けて、たくさん思い出をつくってほしい」とあいさつ。平野校長は「1学期の成長に自信を持って自分を褒めてほしい」とした上で、夏休みに向けて「元気に頭と体を鍛えてさまざまなことに挑戦し、自分で最高の夏休みをつくって」と呼び掛けた。
児童3人が代表して作文を発表。このうち、大和あこさん(1年)は「1学期は国語の勉強と宿題を頑張った。夏休みはプールに行くことが楽しみ」と話していた。
十勝教育局によると、管内の全小中学校・義務教育学校が26日までに夏休みに入る(18日時点)。市内の小中学校・義務教育学校の夏休みは昨年度と同様に34日間で、2学期始業式は8月27日。(菊地青葉)