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学生向けに地元飲食店と連携しフードラリー おびひろ自動車学校

「免許取得に合わせて地元飲食店での食事も楽しんでほしい」と話す同社社員

 おびひろ自動車学校(帯広市、斉藤毅社長)は地元飲食業5社と連携し、夏休み期間限定で「おびじフードラリー」を初開催する。期間中に入校した学生を対象に、地元飲食店で使用できる食事券をプレゼントする。入校生に地元の飲食店を訪れる機会をつくり、地域活性化につなげる。(廣田佳那)

 同社は「地域密着」をモットーに営業、近年は地元企業などと連携したイベントや取り組みを展開している。フードラリーは業界でも珍しい取り組みで、他社との差別化を図る。

 夏休み期間は自動車学校に集中して通い、短期間で免許の取得を目指す学生が多い。この間、昼食や軽食を取りに周辺の飲食店を利用する学生も目立つ。

 同社は以前、夏休み期間に入校する学生向けに商品券を配布していた。「食事券の方が学生の需要に合致し、地元飲食店への利用促進にもなる」と考え、フードラリーを企画した。

 対象は7月1日~9月30日に入校した大学生、短大生、専門学校生(畜大生は別のキャンペーンがあるため対象外)。スタンプを支給するのは同校付近の「木村食堂」「ランチョ・エルパソ」「SURYA(スーリヤ)」「cafe BLUE BIRD」の4店。

 入校時にスタンプ台紙と対象店舗で利用できる食事券が配布され、4店舗中3店舗のスタンプを集めると、「焼肉平和園」で利用できる食事券をプレゼントする。期間は10月末まで。

 今後の開催は未定としているが、「対象店舗を増やし、地域と連携したキャンペーンとして取り組みを広げていければ」としている。


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  • おびじフードラリーのスタンプ台紙。(一部加工しています)

    おびじフードラリーのスタンプ台紙。(一部加工しています)

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