「夜空の彩り」低価格で 上士幌拠点ドローンショー会社 道内限定100機6分130万円
【上士幌】上士幌町を拠点にドローンショーを手掛ける「ノースドローンショー」(東京、菅沼利文社長)は、合計100機によるドローンショーを低価格で提供するプランを用意した。一般的に200万円かかる費用を130万円に抑えた道内限定のプラン(12月31日まで)。同社は「制作コストを抑え、さまさまざまな人に感動を届けたい」としている。(大健太郎)
ショーは、夜空にドローンを飛ばし、色とりどりに輝くメッセージやデザインを描く光の演出。2021年の東京五輪の開会式で注目され、最近は地域のイベントでも企画されるようになった。
同社は、24年のドローンショーコンテスト「Japan Drone Show Creativity Awards」(一般社団法人日本ドローンショー協会主催)の「地域・まちおこし部門」で、グランプリを受賞。インバウンド(訪日客)向けに日本航空と共同で、音更町十勝川温泉でのドローンショーも手掛ける。
ドローンショーをもっと身近に感じてもらいたいと、格安プランを用意。プランは地域のイベントや祭り、フェスなどを想定し、6分程度の内容。機体中央部に明るさ20ワットの発光ダイオード(LED)を搭載したドローンを自動飛行するようプログラミングし、ダイヤモンドなどの幾何学模様を演出する。
菅沼社長(町在住)は「たくさんの人に見てもらうことで、地域のにぎわい創出につなげたい」と話している。問い合わせはメール(info@north-droneshow.co.jp)で。