20年後の私へ 音更駒場小タイムカプセル7月12日開封
【音更】今年開校120周年を迎えた音更駒場小学校(田中善久校長)は7月12日、20年前に開校100周年記念事業の一環で封かんしたタイムカプセルを開封する。中には児童140人が将来の自分に宛てた手紙などが入っており、参加者を募っている。今年4月に同校に赴任した田中校長は、当時クラス担任を受け持っており、「子どもたちの成長した姿を見るのが楽しみ」と心待ちにしている。
児童140人の手紙
タイムカプセルは2005年7月22日に封かんされた。たる形の青いプラスチック製タンク三つで、低・中・高学年の2学年ずつ、手紙などを封入し、体育館の屋根裏で保管してきた。
高さ60センチ、ふたと底面の直径40センチ。表面には、当時の児童らが考えた、駒場地区のシンボルのような存在の馬とシラカバの木を掛け合わせたキャラクターで「100」の文字を表現したイラストを施し、背面には児童の名前を記している。
「当時の児童来て」
佐藤英知教頭も封かんから3年後に赴任し、6年間にわたってタイムカプセルの保管を担った縁がある。開封に向け「できる限り多く、当時の児童らに開封式に参加してもらえたらうれしい」と話している。
開封式は午後2時半から、「こまば夏まつり」の催しの一つとして同校前で行う。参加申し込みは専用フォームから。問い合わせは同校(0155・44・2311)へ。(内形勝也)
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