20周年のホコテン、にぎやかに開幕 歌やバトンで盛り上げ 9月7日まで
帯広の夏の風物詩「帯広まちなか歩行者天国(オビヒロホコテン)」(実行委主催)が15日、市内中心部の平原通と広小路で開幕した。20年目を迎えた今年のテーマは「笑顔がつなぐ20年」。初日からさまざまな催しが行われ、多くの来場者の笑顔が広がった。
オビヒロホコテンは2006年に始まり、有志ボランティアでつくる実行委員会が運営している。20周年の今年のテーマは一般公募で決めた。
初日は午前10時40分から「ホコテン初め」として帯広若鳶会がはしご乗りを披露。杉山輝子副実行委員長は「皆さまの協力があって20年目となった。楽しんでいって」とあいさつ。くす玉割りによる開幕宣言やギターの弾き語り、アカペラに続き、ミカバトンクラブのメンバーが元気の良い演技で会場を盛り上げた。
音更町の松岡陸斗さん(14)は自転車でホコテン会場に足を運び「開催を知らず、初めて来た。とても良い雰囲気」と弾き語りの演奏に聴き入っていた。今年のテーマを考案した市内の会社員伊嶋柚稀さん(24)は「ボランティアをしていても楽しいのがホコテン。今年もお客さんが笑顔になってほしい」と話した。
今季のホコテンは9月7日まで毎週日曜に開催する(8月17日を除く)。9月20日には20年目の記念セレモニーを行う。(中島佑斗)
20周年のホコテン、にぎやかに開幕 歌やバトンで盛り上げ 9月7日まで