芽室でインターン経験の北大生、北大祭に芽室カフェ出店 6月6~8日、芽室ピーナツメニュー提供
【芽室・札幌】インターンとして芽室滞在経験のある北海道大学の学生たちが、6月6~8日に行われる「北大祭」で、芽室発信に取り組む。「芽室町PR隊」を結成、特産のピーナツを生かしたカフェを出店する。学生たちは「インターンで感じたすてきな思いを、たくさんの方々に知ってもらえたら」と張り切っている。
メムピーカフェを企画したのは4年の山田璃奈さん、3年の鈴木沙菜さん、2年の高塚颯太さんと吉田彩花さん。4人は、北大とNPO法人北海道エンブリッジ(札幌)が行う北大生向け2週間インターンプログラム「くらしあむジャーニー」を活用。昨年度、夏休みや春休みに町に滞在した。一般社団法人ドット道東の専務理事の野澤一盛さん(芽室町在住)がコーディネーターとなり、町民と交流を深めたり、町の課題解決に取り組んだりした。
4人はインターンの経験から、「芽室で得た感覚や魅力を発信し、多くの人に町へ来てほしい」と芽室町PR隊を組織。町の新たな特産品として注目される落花生を使い、北大祭での飲食の提供を計画した。インターン後も芽室を訪れ、農家と打ち合わせやメニューの試作を進め準備してきた。
当日は「メムピーカフェ」と題して出店する。町内の落花生農家でつくる「メムロピーナッツ」(藤井信二代表)の協力の下、「ピーナッツバターアイス」(200円)、「ピーナッツバターラテ」(300円)を販売する予定。鈴木さんは「芽室の方々とのつながりのおかげで出店が実現した。元気に頑張るので、ぜひ応援してほしい」と来場を呼び掛けている。
メムピーカフェは、北大祭のうち、サークル発表や模擬店出店が行われる「楡陵祭(ゆりょうさい)」での出店。時間は6日正午~午後9時、7日午前9時~午後9時、8日午前9時~午後5時。メニューがなくなり次第終了となる。(及川雅敦通信員)