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とかちマルシェ、500円超えメニュー条件付きで解禁へ

とかちマルシェの骨子案などを話し合った観光文化委

 帯広商工会議所の第22回観光文化委員会(黒川明彦委員長)が13日、市内の帯広経済センタービルで開かれた。主催団体の一つとして関わる食と音楽の祭典「とかちマルシェ」の今年の開催案などを承認した。十勝産食材を使った500円以下限定の提供メニューについて、条件付きで1000円に設定を認めることなどが柱。開催日は9月5~7日。(佐藤いづみ)

 とかちマルシェは2011年、帯広商工会議所90周年記念事業として開始。現在は帯商と帯広市などで構成するとかちマルシェ運営協議会が主催。JR帯広駅北口広場をメーン会場とし、昨年は116店が参加し、過去最多の12万1000人が来場した。

 提供メニューについては、参加店に買いやすさなどを理由に、13年から「主たる原材料に十勝産を使用し500円以下」などを条件としている。

 計画では、新規で「とかちマルシェ限定スペシャルメニュー」として、2日目と最終日に各30食を上限に、一律1000円で提供する。

 主たる原材料に十勝の農・海・畜産物を使用していることは同じだが、「通常500円のメニューでは提供できない、一層こだわったもの」「提供する500円以下メニューの提供数を従前と同等程度にすること」などを条件とした。自店・他店で500円以下メニューで出品したあるいは過去出品した増量版などは不可とする。

 以前より、飲食関係者からは「物価高騰などで500円以下での提供は厳しい」などの声が出ていた。

 14日から出店者募集を始めたほか、初日(9月5日)はナイトマルシェとし、来場目標を12万人とする。

 この日は11人が出席。駐車場や広告PRなどについて意見が出た。ほかに今年度で試験方式は最後となる十勝の観光文化検定試験(とかち検定)の概要なども決めた。

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