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小学3、4年生の社会科副読本に和牛全共道大会登場 音更

副読本に掲載された「和牛全共道大会」のページを紹介する町教委の上野山さん

 【音更】音更町の小学校3、4年生の社会科の副読本に、2027年に音更町と帯広市で開かれる「第13回全国和牛能力共進会(和牛全共)北海道大会」が盛り込まれた。町教委と町教育研究所(所長・笠原聡音更緑陽台小校長)が、教科書の改訂に合わせて副読本を改訂し、和牛全共道大会のページを新たに設けた。(内形勝也)

 社会科の副読本はB5判、167ページカラー。和牛全共道大会は31ページ、32ページの2ページで紹介。2学年にまたがって1ページずつ学ぶような作りになっている。町教委学校教育部学校教育課によると、23年度の教科書改訂に合わせて24年度に350万円の予算を計上し、町教育研究所と副読本を改訂し、1600部を発行した。

 内容は町教委生涯学習部生涯学習課の上野山彰生涯学習まちづくりプロデューサー(62)が助言者としてサポートした。31ページ目は「速報 和牛日本一を決める大会開催!! 全国和牛能力共進会北海道大会」との見出しで、和牛全共が27年8月26~30日の日程で音更町と帯広市で開かれることなどを紹介。「十勝にはどんな和牛がいるの?」「おいしい牛肉の秘密をさぐろう」など六つの学習のポイントも掲載している。

 32ページ目は「全国和牛能力共進会北海道大会について調べてみよう」を見出しに、「何人くらいの人が集まるのかな?」「どうやって日本一を決めるのかな?」など五つの学習のポイントを示している。上野山さんは「目を引く見出しと、分かりやすい内容を心掛けた」と話している。

 町教委学校教育部学校教育課によると、副読本は4月から使われており、25年度は664人の児童らに配布している。

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