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SORA、バッジでアピール 大樹スペース研究会 団体客向けに制作

HOSPO人工衛星用ロケットの射場「LC-1」の缶バッジを制作する会員ら

 【大樹】大樹スペース研究会(福岡孝道会長)は、「来町見学記念缶バッジ制作」事業を始めた。缶バッジは、大樹町多目的航空公園内の宇宙交流センターSORAに来館した団体客に贈る考え。福岡会長は、缶バッジを通じて「広く宇宙基地構想や研究会の活動をPRしたい」と意気込む。(松岡秀宜)

 同会は地域住民の立場から宇宙のまちづくりを盛り上げようと、1988年に発足。スペースイラストコンテストの募集・表彰・作品展示や歴舟川清流祭りペットボトルロケットコンテストの開催協力などを行ってきた。

 来町見学記念缶バッジは、豊島岡女子学園高校(東京)が昨年の修学旅行で訪町した際の「記念品」として試作。生徒たちからも好評だったため、今年度から通年事業として実施することにした。

裏面は磁石仕様になっている缶バッジ

 缶バッジには、北海道スペースポート(HOSPO)の人工衛星用ロケットの射場「LC-1」の空撮写真と、「SPACEPORT構想を応援する町民の会 大樹スペース研究会」のロゴを入れる。今年度は約1200個を用意するという。

 缶バッジ裏面は、試作品では「安全ピン仕様」だったが、「磁石仕様」とした。これにより、ホワイトボードや黒板、冷蔵庫などに貼ることも可能で「より有効に利用してもらえるのでは」(福岡会長)。併せて同研究会の活動や「宇宙のまち・大樹町」を紹介する「しおり」も作った。

 3月28日には町福祉センターで会員7人が缶バッジを100個ほど制作。HOSPOの写真が印刷された缶バッジのパーツを専用の装置で組み合わせ、「しおり」と一緒に一個ずつ袋詰めする作業を、手際良く進めていた。

 「もう一歩踏み出した活動の展開が必要」とする福岡会長は、「手作りの缶バッジだが、修学旅行や社会科見学で訪れた児童・生徒、さらには視察や研修で来館した団体客に『来町記念』として、大切にしてもらえれば」と話す。

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