帯広初のケーズデンキに660人行列 帯広店オープン
家電量販店大手デンコードー(本社宮城)が展開する「ケーズデンキ帯広店」(帯広市西18南1、谷賢治店長)が20日、オープンした。ケーズデンキとしては管内2店舗目で、市内は初出店。オープン記念の特価品などを目当てに、初日から多くの人でにぎわった。
場所はJR柏林台駅近くの道道弥生新道沿いで、売り場面積は5036平方メートル。音更店の約1・6倍の広さに、約2万種類の商品を取り扱う。ケーズデンキは家電製品に特化した品ぞろえと専門性の高い接客対応を特徴とする。
祝日とオープン日が重なったこの日、開店の午前10時前には約660人が列を作り、家族連れなどが続々と来店。乾電池やLEDライトなどの小物類を330円で販売する「均一セール」コーナーが盛況だった他、限定特価品のパソコンや洗濯機など大型家電は早い時間で完売した。
市内から家族4人で訪れた会社員の男性(34)は「エアコンを目当てに来た。オープン価格で少しでもお得に買えてうれしい」と笑顔だった。
谷店長は「予想以上の来店数に驚いている。地域のお客さまの期待にしっかり応え、笑顔と活気あふれる店にしていきたい」と話した。営業時間は午前10時~午後8時(1月1日のみ定休)。(児玉未知佳)
帯広初のケーズデンキに660人行列 帯広店オープン