「奇跡の9連休」終え、別れ惜しむ 管内もUターンラッシュ
年末年始を故郷で過ごした人たちのUターンラッシュが5日、管内でもピークを迎えた。首都圏や札幌圏と十勝を結ぶ鉄道・飛行機・都市間バスなどの交通機関は、「奇跡の9連休」での帰省を終え、大きな荷物を手にした家族連れなどで混雑した。
JR帯広駅は、札幌に向かう午前中の列車が満席となった。改札口やホームには、乗客のほか見送り客など多くの人が訪れ、笑顔で手を振り合う様子が見られた。
年末年始は帯広の実家に帰省し初詣などを楽しんだという札幌の専門学校生、山本実衣奈さん(18)は「しっかり休むことができて良かった。切り替えてまた学校でも頑張りたい」と話して列車に乗り込み、故郷にしばしの別れを告げた。
この日、とかち帯広空港発の東京行き飛行機は、日本航空とエア・ドゥともにほぼ満席。札幌と帯広を結ぶ都市間バスも、帯広発の便でほぼ満席となった。(山田夏航)