十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

士幌の香り 入浴剤に 四季感じて「癒やしを」 しほろ旅館

士幌のシーベリーやジャガイモなどさまざまなにおいが楽しめる入浴剤を持つおかみの智恵さん

 【士幌】士幌町内のしほろ旅館(西潟孝安代表)は、士幌に関連した四季折々の香りを楽しめる4種類の入浴剤を開発した。お土産として宿泊客らに手に取ってもらおうと3月から商品開発に着手し、10月に完成した。西潟代表は「士幌らしさを詰めた入浴剤で日々の疲れを癒やしてほしい」と話している。(大健太郎)

 しほろ旅館は、町下居辺にある旧山の湯温泉の敷地内で湧き出るモール温泉を運び、風呂に使用している。このモール泉をもとに、(1)春のすずらん(2)夏のシーベリーソーダ(3)秋のジャガイモ(4)冬のホットミルク-の4種類を手掛けた。

 当初は牧草ロールや小豆などの10種類を検討。長野県の業者に試作を依頼し、出来上がった入浴剤を実際に風呂に入れてにおいや感触を確かめ、4種類に絞り込んだ。

 「春の-」は清涼感のあるクリーンな香りで体と心を癒やす。「夏の-」は湯の色がオレンジ色で、甘酸っぱい香りが広がる。「秋の-」は独特な土のにおいを感じさせる仕上がりとなり、「冬の-」はミルキーさと優しい甘さが特徴的だ。いずれも泉質は肌に良く、しっとり感が味わえる。

 商品イラストは士幌在住のボールペン画家Akkyt.(アッキー、本名・秋間耐)さんが担当した。繊細なタッチで愛らしい妖精をあしらった。1袋25グラム入り220円で、4種類と非売品の入浴剤の計5種セット(1100円)もある。セットには、アッキーさんが描いたオリジナルカード(全4種)がランダムで1枚入っている。

 西潟代表は「家のお風呂に入浴剤を入れ、ほっと一息ついて気分をリラックスしてもらえれば」と話している。同旅館や町内の「寿(す)し大洋」に置かれている。問い合わせは同旅館(01564・5・2527)へ。

更新情報

特養建て替え、夏場に完了 広尾

紙面イメージ

紙面イメージ

12.3(火)の紙面

ダウンロード一括(77MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME