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18日から大樹で「北海道国際映画祭」 熊切監督も参加

北海道映画祭・大樹のPRチラシ

 【大樹】道内7市町を巡回している「北海道国際映画祭」(実行委主催)が18~20日、大樹町生涯学習センター(双葉町6)で開催される。大樹会場は最終開催地となり、帯広出身で大樹ともゆかりの深い映画監督熊切和嘉さんの「658km、陽子の旅」(主演・菊地凛子)など招待作品を中心に21作品を上映する。(能勢雄太郎)

 映画館のない町を巡回する手作りの映画祭。国内映画祭の元プロデューサーやスタッフが、映画監督らの協力を得て昨年から開催している。今年は8月から桧山管内江差町、渡島管内森町、後志管内倶知安町、名寄市、根室管内別海町、紋別市で開催してきた。

 道内で撮影されたり、宇宙をテーマにしたりした、幅広いラインアップの9作品(招待作品、特別上映作品)、国際長編映画コンペ(6カ国)の出品8作品、短編4作品を上映する。

 大樹町は熊切さんの両親が過去に暮らしていたことがあり、大樹会場には熊切さん本人も参加。「658km、陽子の旅」上映後のゲストトークに臨む。最終日の20日午後1時50分からは、国際長編映画コンペの最優秀作品の表彰を行う。

 後援する大樹町は「会場には町観光協会の飲食コーナー、観光PRブースなども用意するので、来場してほしい」とPRしている。

 鑑賞料金は一般1000円(オープニング・クロージング上映は1500円、全席自由)。3日間の通しパスは2500円。高校生以下は無料。詳しくはホームページ、問い合わせは事務局(011・261・8100)へ。

 招待、特別上映作品の日程(コスモスホール)は次の通り。

◇18日
▽午後6時半~、「僕が宇宙に行った理由」(平野陽三監督、オープニング上映)

◇19日
▽午前9時半~、「宇宙なんちゃら こてつくん」(アニメ)
▽同11時10分~、「7月の約束」(佐藤智也監督)「運命屋」(森田と純平監督)
▽午後1時~、「こんにちは、母さん」(山田洋次監督)
▽同3時20分~、「658km、陽子の旅」
▽同6時10分~、「ニート・ニート・ニート」(宮野ケイジ監督)

◇20日
▽午前9時半~、プチシネマ(短編4本)
▽同11時半~、「新根室プロレス物語」(湊寛監督)
▽午後2時50分~、「おしゃべりな写真館」(藤嘉行監督、クロージング上映)

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