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十勝ワイン仕込み開始 史上最速 池田

醸造用ブドウを選別するスタッフ(6日午前8時50分ごろ、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所、須貝拓也撮影)

 【池田】2024年産ブドウを使った十勝ワインの仕込み作業が6日、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所(南邦治所長)で始まった。好天に恵まれブドウの生育が順調に進み、仕込み開始は昨年より2日早く、史上最速を更新した。今年の仕込み総量は、後志地方の産地の干ばつの影響などで、昨年より1割ほど少ない約430トンを見込む。

 この日は、5日に町内の直営ほ場で収穫した清見種2・8トンを仕込んだ。コンベヤーに移され、機械で枝を取り除かれたブドウは、スタッフが手作業で選果し、タンクに送られた。仕込んだブドウは「新酒」や、1年熟成の「清見」「セイオロサム赤」になる。

 作業開始を前に、午前8時半から安全祈願が行われた。安井美裕町長が「仕込み開始がさらに早まり、北海道のブドウ栽培が新しいステージに入ったと感じる。熟度が高いしっかりしたワインになると期待を膨らませている」とあいさつし、清めの塩をまいた。南所長の発声で「ブルーム白」で乾杯した。

 仕込み作業は10月下旬まで続く。(澤村真理子)

十勝ワイン仕込み開始 史上最速 池田

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  • 醸造用ブドウを選別するスタッフ(6日午前8時50分ごろ、須貝拓也撮影)

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  • 醸造用ブドウを選別するスタッフ(6日午前8時50分ごろ、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所、須貝拓也撮影)

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  • 醸造用ブドウを選別するスタッフ(6日午前8時50分ごろ、須貝拓也撮影)

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  • 醸造用ブドウを選別するスタッフ(6日午前8時50分ごろ、須貝拓也撮影)

    醸造用ブドウを選別するスタッフ(6日午前8時50分ごろ、須貝拓也撮影)

  • コンテナからブドウをかき出すスタッフ(6日午前8時40分ごろ、須貝拓也撮影)

    コンテナからブドウをかき出すスタッフ(6日午前8時40分ごろ、須貝拓也撮影)

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