帯信金の結婚相談所が成婚50組達成 開設から7年、18人の赤ちゃん誕生報告
帯広信用金庫(高橋常夫理事長)が運営する結婚相談所「おびしんキューピット」(市西2南7)を介して成婚・入籍したカップルが、50組に達した。開設から7年が経過。高橋理事長は「『出会いも帯信金』との思いで続けてきた。息の長い活動。新たな門出を見続けられるのはうれしい」と話している。(佐藤いづみ)
おびしんキューピットは、帯広信用金庫が地域貢献として2017年6月に開設。会費は、退会時に入会金を返却するため実質無料。見合い後、3カ月間の交際期間を経て、結婚を前提に交際の継続を選択したカップルは「寿退会」する流れ。
1日に50組に達した。帯信金によると、現在の会員数は十勝管内の20代から50代までの323人。人口に比例し、帯広や近隣3町が多いとする。累計会員は882人。お見合い実施数は1005組を数え、現在は10組が交際中。現在も結婚を前提に交際を続けているカップルも含め、2日時点で86組が寿退会。成婚者から、18人の赤ちゃん誕生報告も受けている。
見合い時、車両のナンバーなどを特定されないよう、時間差で入店してもらうなど、情報管理やプライバシーに最大限配慮していることなどが特徴。管内16町村の自治体と連携協定を締結している。市内2農協とも独自で連携しながら啓発を続けている。秋元康伸所長は「気軽に相談・登録してほしい」とする。
受け付けは平日午前10時~午後6時。電話0155・67・7845へ。
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