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あおいろモルックの会 函館の世界大会へ 中札内

日高山脈をあしらった世界大会用のユニホームを着用して意気込む(右から)五十嵐さん、梶山代表、高橋さん、高原さん

 【中札内】中札内村の札内川園地を管理・運営するAOILO(梶山智大代表)のスタッフでつくる「十勝あおいろモルックの会」は、函館市で23~25日に開かれる「2024モルック世界大会」に出場する。世界大会用のチーム名「TOKACHI AOILO MOLKKY CLUB」と日高山脈をあしらったユニホームも出来上がり、メンバー4人は大会に向け闘志を燃やしている。(斉藤さゆり通信員)

 メンバーはAOILOの梶山代表(38)と広報の高橋伸行さん(49)、スタッフの五十嵐楓真さん(23)と高原春登さん(19)。

 世界大会は国際モルック連盟(フィンランド)の主催で、日本モルック協会(八ツ賀秀一代表理事)が運営を担う。欧州以外での開催は初めてで、日本を含む15の国と地域から過去最多の670チーム超、約2800人が参加する予定。

 大会初日の23日は、各国1チーム(3人程度の選抜メンバー)による国別対抗戦を行う。24、25の両日は、4人一組のチームによる予選と決勝トーナメント。一つの国や地域から複数のチームが出場する。十勝管内からはあおいろモルックの会以外に、浦幌や帯広などのチームもエントリーしている。

 「あおいろ」では、各自が毎朝、練習に打ち込んでいる。梶山代表は「予選を2位以上で通過し、決勝トーナメントを勝ち上がって、世界大会で十勝のチームとして結果を残したい」と健闘を誓う。五十嵐さんも「モルックの知名度を上げ、面白さを伝えるためにも勝たなければ」と意気込んでいる。

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