ヤマダ電機陸上部が中学生を指導 大樹
【大樹】ヤマダホールディングス(HD)陸上競技部(女子中長距離)の選手が大樹町を訪れ、18日には町中央運動公園で、大樹中陸上部(岡崎昊汰部長)の生徒に特別レッスンを行った。
同部は大樹町の友好都市・群馬県吉岡町を本拠地にしている縁で、夏場の道内遠征に合わせて大樹で合宿をしている。今年はコーチの今井翔太さん、スタッフ、選手6人が17~19日の3日間、町内に滞在した。
陸上教室は滞在中に実施している恒例行事。土田佳奈(1500メートル)、小指有未(5000メートル)、多田妃奈(3000メートル)、吉原莉胡(同)の4選手が講師を務めた。
同中陸上部からは男子6人、女子3人と顧問の石川唯人教諭が参加。軽いランニングと準備運動を行い、ももを上げたり、力強く地面を蹴るなど、ランニングの基本姿勢を学んだ。土田選手は「陸上の基本は手を振ることと姿勢。頭のてっぺんに糸が付いていて、前傾姿勢で引っ張られるようなイメージで」とアドバイスしていた。
岡崎部長=2年=は「複雑な動きを実地で学び勉強になった。新人戦に向けて頑張る」と笑顔。今井さんは「北海道で鋭気を養った。クイーンズ駅伝(11月)でよい成績を出したい」と話していた。(能勢雄太郎)