大樹、りくべつ、うりまくの3道の駅が日高国立公園記念切符 7月1日から
【大樹・陸別・鹿追】「コスモール大樹」(大樹町)、「オーロラたうん93りくべつ」(陸別町)、「うりまく」(鹿追町)の3道の駅は合同で7月1日から、日高山脈襟裳十勝国立公園の指定を記念する特別切符(非売品)を発行する。各駅で1000円以上買い物をした来館者に、特別デザインの切符を1枚プレゼントする。
コスモール大樹を運営する大樹町商工会の佐藤公亮さん(41)が管内の道の駅に合同企画を提案し、りくべつ、うりまくが賛同した。各駅でオリジナル切符を300枚ずつ用意、管内道の駅スタンプラリー(7月1日~11月4日)に合わせて配布する。なくなり次第終了する。
切符(硬券)の表面は共通デザインで駅名のほか、「日高山脈襟裳十勝国立公園指定記念きっぷ」「国内最大のナショナルパーク誕生!」と表記。裏面は3町のオリジナルで、りくべつは町のキャラクター「しばれ君」「つららちゃん」、うりまくは然別湖とミヤベイワナのイラストが印刷されている。
大樹は市街地から眺める日高山脈の風景で、町地域おこし協力隊の牛島寛尊さん(36)が撮影した写真を採用した。佐藤さん、牛島さんは「国立公園を盛り上げようと企画した。三つの駅を巡って、買い物をして、観光を楽しんでもらえたら」と話している。(能勢雄太郎)