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更別農の「感謝」道都に咲く 札幌「花フェスタ」ガーデニングコンテスト初出場

花フェスタのコンテスト初出場の更別農高生の作品。現在札幌市の大通公園に展示されている

 【更別】更別農業高校(室伏諭校長、生徒102人)の生活科学科2年生が、札幌市「花フェスタ」の「北海道農業高校生ガーデニングコンテスト」に初出場している。「村への感謝」をテーマに作品を仕上げた。

 花フェスタは札幌市大通公園で30日まで開かれており、このコンテストは今年で15回目。会場内の決められた区画内で、学校で育てた花苗などを使ったガーデニング作品を作り競う。今回は過去最多の13校18チームが参加している。

 更別農高はこれまで、帯広市内で毎年開かれている「花コミュニケーション」に出場。新たなチャレンジとして同コンテストへの参加を決めた。生徒たちは「毎年、村民の皆さんには花苗を買ってもらい学校を応援してもらっている。感謝の気持ちが伝われば」と作品への思いを語る。

 作品は、21日に代表生徒5人が会場に設営した。サルビアやマリーゴールドなど約300株の花と観葉植物を使用し、スロープを使ってすべての花が見えるように工夫した。小道具にドアをおいてデザイン性も意識した。青木春海さん(16)は「初めての試みだが他の学校の作品を見て勉強し、今後、後輩たちにもつなげていけたら」と話していた。

 管内からは士幌高校も出場している。

 花フェスタ公式インスタグラムではコンテストの「SNS賞」を決める投票を27日正午まで受け付けている。全18チームの作品を写真で紹介しており投稿に「いいね」ボタンで投票できる。会場での作品展示は30日まで。(近藤周)

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