5年ぶり復活「お口の健康フェア」 来月1日に口の機能調べる測定いろいろ
測定や相談を通じて、口腔(こうくう)内や歯への関心を高めてもらう「お口の健康フェア~むし歯予防デー」が6月1日午後1時から、帯広市内のとかちプラザで開かれる。5年ぶりにイベント形式での開催。「家族連れにも楽しんでもらおう」と、ご当地ヒーロー「ジバサンダー」も登場。十勝歯科医師会では、「久しぶりに自分の口の中の状態を確認するチャンス」とPRする。
同会のほか、十勝総合振興局、十勝教育局、帯広市、市教委の主催、北海道歯科衛生士会十勝支部など共催。6月4~10日の「歯と口の健康週間」に合わせた恒例の催し。コロナ流行の2020年からは休止され、啓発広告の掲載などで代替していた。
今年のテーマは「歯を見せて 笑える今を 未来にも」。歯科医や歯科衛生士らが、矯正や口に関するがんの相談に応じる。舌圧や口腔乾燥度など、口の機能に関する測定も実施する。いずれも無料。ジバサンダーは初登場で、ショーで盛り上げる。
最終受け付けは午後3時。十勝歯科医師会の小澤秀之地域保健部担当理事は、「大人から子どもまで、むし歯や口の健康について考えてもらえる楽しいイベントにしたい。多くの方に来てもらえれば」と呼び掛ける。問い合わせは十勝歯科医師会館(0155・25・2172)へ。
あすからポスター展
また、同会場で「むし歯予防図画・ポスターコンクール」応募作品の展示も行われる。今月28日から6月1日まで。1日のイベント内で表彰式が行われる。作品は、幼児から中学生を対象に4月から募集。103点が寄せられた。(岩谷真宏)