ラーメン後はコーヒーで一服 みすゞのレシート持参でヨシダ割引 まちなか滞留の一助に
帯広広小路の有名店が中心部に長く滞留してもらおうと、初タッグ-。珈琲専科ヨシダ(曽根史子社長)は6日から、ラーメンの「みすゞ」(川口禎一社長)のレシート持参者を対象に、西2条店(西2南9)でコーヒー1杯を50円引きで提供する。
みすゞは1986年から広小路で営業し、昼時には行列ができる人気店。ヨシダは管内で7店を展開し、82年から百貨店・藤丸で営業。藤丸閉店後も中心部に残る決断をし、同3月に西2条店をオープンさせた。
曽根社長(41)と川口社長(42)は1982年生まれで、帯広柏小と帯広三条高の同級生。2人とも藤丸閉店後、周辺の昼間の人流減少を危惧していたとし、1日に社長に就いた曽根さんが発案した。
当日のレシート持参で割引きが受けられ、持ち帰りも対象となる。市商店街振興組合連合会青年部長でもある川口社長は「ラーメンを食べた後、おいしいコーヒーを特価で飲んで」とPR。曽根社長も「藤丸さんも再生に向け頑張っている。小さなことかもしれないが、今後も中心部連携の輪を広げられたら」と話している。(佐藤いづみ)