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萩原建設工業がインフラDX大賞で優秀賞 狭小現場の3Dモデル作成

シミュレーションに活用した3Dモデル。モデル内に重機を配置して、狭い現場内で必要な作業が行えるかどうか確認し、作業工程を決めた(萩原建設工業提供)

 萩原建設工業(帯広市、萩原一利社長)は、インフラ分野でのデジタル技術を使った業務効率化を表彰する国土交通省の「2023年度 インフラDX大賞」の優秀賞に選ばれた。3次元データを基に工事現場の3Dモデルを作成し、建設工程のシミュレーションに活用したことなどが高く評価された。(吉原慧)

 同賞は、デジタル技術を活用した建設現場の効率化などを評価するもの。2017年度に「i-Construction大賞」として始まり、同社は奨励賞を4度受賞した。22年度に現在の名称に改称され、今年度の表彰は全国24団体。道内では同社を含めて2団体が受賞した。

 優秀賞を受けたのは、菱中建設(札幌市)と共に空知管内秩父別町で取り組んだ、雨竜川下流の取水樋門改修工事。現場が狭く、重機の操作や移動に不安があったことから、3Dモデルを作成して工事のシミュレーションに活用した。3Dモデルは、現場をドローンで撮影して得たデータを基に作成。現場内に必要な重機を配置できるかなどを3Dモデル内で事前に検討した。工事中もドローンで測量し、3Dモデルと比較して工事の進捗(しんちょく)状況を確認した。

 現場を監督した土木部工務課の林真弓課長は「図面など平面を立体として捉えるのは中堅以上の技術者でも苦労する。3Dモデルの活用によって、若手技術者や作業員にも、工程のイメージがしやすくなった」と話した。

 3Dモデルを作成した社長室業務改革推進グループICT推進チームの高山正宏チームリーダーは、「狭い現場など、事前のシミュレーションが重要になる現場から優先して3Dモデルを導入した。現在はICT推進チームで作成しているが、誰もが作成し扱えるようになればさらに効率化を進められる」と意気込んだ。

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