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牛丼「松屋」が音更に とんかつの「松のや」の複合型店舗が5月にオープン予定

建設が進む松屋フーズの複合型店舗

 【音更】松屋フーズホールディングス(HD、本社東京)は音更町木野大通西8に新店の開設を進めている。道東初進出となり、牛めしなどの「松屋」と、とんかつの「松のや」の複合型店舗とし、5月オープンを予定している。(佐藤いづみ)

 場所は国道241号沿いで、ツルハ音更木野店やドミノピザがある敷地の一角。昨年11月にオープンした「無印良品」からも近い。計画によると、木造平屋129平方メートル、昨年12月に着工している。土地・建物とも賃貸。事業費は非公表。

 同社によると、複合型は近年増やしている店舗形態で全体の約3割に当たる。入り口は一つで、両ブランドのメニューがオーダーできる。席数は28席。

 同社は国内外に1200店以上、道内は札幌と旭川に店舗がある。「マイカリー食堂」「すし松」など多くの飲食ブランドを持ち、中でも「松屋」は牛丼大手3社の一つで、定食などのメニューもそろっている。

 「松のや」は、ささみかつやとんかつなどを安価で提供している。

 同社は「十勝にさらに2店舗ほど出店を検討している。以前から道東出店を考えており、十勝を足掛かりとしたい。音更町は商業集積地が多いエリアで郊外からの週末の買い物客も多く、(新規の)松屋も認知してもらいやすいと判断した」としている。

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