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まちなかリンク・アイスパーク好調、今月もイベント続々

ホッケーを体験した参加者(前列左が大澤さん)。来場しやすくなるよう積極的にイベントを開催している(4日)

 帯広駅北多目的広場(夢の北広場)に期間限定で開設した野外スケートリンク「TOKACHI ICE PARK PLUS(トカチアイスパークプラス)」の利用が好調だ。利用者数は1月末現在で約5800人と、最高実績(2018年度、約6000人)に迫る勢い。週末を中心に開催するイベントで利用者を呼び込む仕掛けが奏功している。実行委では今後もスケート教室や音楽ライブなど多彩な催事を企画し、さらなる利用の促進を図る考え。(佐藤いづみ)

 中心部のにぎわい創出を目的に、2017年度に有志による実行委員会が始めた事業。コロナ禍で今回4年ぶりの開催。カーリング元日本代表の大野福公さん(38)=帯広在住=が実行委員長を務め、ボランティアの協力を得て、昨年12月23日に30メートル四方のリンクを開設した。

 基本利用は無料、スケート靴などを有料で貸し出している。実行委によると、1月3日には最多の364人が利用。「学校の冬休み期間は平日含め、親子やグループなどでの利用が多かった」(大野実行委員長)。

 週末を中心にイベントや各種発表の場などを会場で数多く設定するほか、「帯広街中温泉スタンプラリー」など連動企画も展開する。4日には元冬季五輪アイスホッケー日本代表の大澤ちほさんを招いた体験教室を開催、約60人が参加した。大野実行委員長は「まず街中に足を運んでもらい、スケートも楽しんでもらう仕掛けづくりに力を注いでいる」と話していた。

 リンクの開設期間は天候状況で前後するが、今月下旬までを予定。10日からの3連休は催しを複数企画。フィギュアスケートの2クラブ(11日=帯広フィギュアスケーティングクラブ、12日=北海道フォレストフィギュアスケーティングクラブ)が体験教室を開催。12日には北海道日本ハムファイターズの協力でマスコット「B・B」が来場し、写真撮影会などがある。

 16~18日にはデジタルアートを開催、17日は地元姉妹デュオ「Doppy Queen」などのライブ、18日は初心者歓迎のミニカーリング教室などを開催する。詳細は公式ホームページへ。

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