野菜ソムリエも認めた竹中農場の西洋ネギ 鍋野菜選手権ネギ部門で道内唯一の入賞
【音更】音更町内の竹中農場(西中音更北14、竹中章代表)で栽培するリーキ(西洋ネギ)が、1月25日に東京都内で開かれた鍋野菜選手権(日本野菜ソムリエ協会主催)のネギ部門で金賞を獲得した。同協会事務局によると、道内で入賞したのは竹中農場が唯一という。(内形勝也)
同選手権は、農作物の価値向上を目指す青果物の品評会で、同協会(東京)が認定する野菜・果物の知識を身に付けた野菜ソムリエ15人が評価員を務めた。
同協会の築地教室に、全国各地からエントリー(総数未公表)された鍋に合う野菜を集め、商品名や産地、生産者情報などをすべて伏せて、「ネギ部門」「ダイコン部門」「ハクサイ部門」「おすすめの野菜部門」で食味審査し、最高金賞1品、金賞4品、銀・銅賞各2品、入賞5品を決めた。
竹中代表(48)は、札幌市在住の野菜ソムリエに同選手権のエントリーを勧められ、リーキ(5キロ)を同協会に送った。
同協会事務局によると、評価員らは、「ねっとりやわらかい、歯応えがある。どんな鍋にも合いそう。でも…、すき焼きがいいな」「甘くてトロトロ感もあり、おいしかった。食べ応えがあるので、鍋の主役級に」と、リーキを絶賛したという。
竹中代表は「金賞を受賞したことで、リーキのおいしさや認知度が今以上に高まればうれしい。より多くの人たちに食べてもらいたい」と喜んでいる。
ネギ部門の銀賞はMKC農産(栃木県大田原市)の「丸富ねぎ」、銅賞は上州下仁田屋(群馬県下仁田町)の「下仁田産下仁田葱(ねぎ)」、入賞はVeggie de +(兵庫県豊岡市)の「とろり葱」、農業組合法人埼玉産直センター(埼玉県深谷市)の「農研ねぎ」の2品だった。
なお、最高金賞は、おすすめ野菜部門にエントリーされた松岡弘さん(奈良県天理市)の「大和菊菜」だった。
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