「こもりん」愛称考案は幕別小の西嶋さん 道の妊婦・子育て世帯優先マーク
【札幌】道は、子育て世帯に優しい社会づくりを目指そうと、広報活動に使用する「北海道妊婦・子育て世帯優先マーク」の愛称を「こもりん」に決定した。愛称は、幕別小3年の西嶋一晴(いっせい)さんが考案した。
「北海道妊婦・子育て世帯優先マーク」は、子育て世帯が安心して外出できる環境をつくろうと作成。道内の公共施設や商業施設などで、妊婦や子育て世帯にさまざまな優先サービスを提供している目印として活用される。道は、マークデザインを昨年3月に決定。愛称は同11~12月に募集し、全道から応募のあった825作品の中から選ばれた。
22日、札幌市内で表彰式が開かれ、鈴木直道知事から西嶋さんに表彰状が手渡された。道は「子どもに優しい社会づくり推進に向けたイメージに最も合致していた。愛称は、道の広報媒体や研修会パンフレットなどに活用していきたい」としている。(沖田唯可)