冬のポップコーン店開業 芽室の農家高野さん 今年は自宅調理用も販売
【芽室】芽室町内の農家高野竜二さんが店主を務める「THE POPCORN SHOP(ザ・ポップコーン・ショップ)」が、今シーズンも町美生3線に冬季限定オープンした。高野さんは「改良を重ねてさらにおいしくなったキャラメル味だけでなく、新しい味の販売も考えているのでぜひ足を運んで」と来店を呼び掛けている。(及川雅敦通信員)
高野さんの農場では、2020年からポップコーン用のトウモロコシ「爆裂種」を栽培。同年に専門店を開店した。
原料のトウモロコシをはじめ、砂糖、バター、牛乳も道産にこだわったポップコーンは、キャラメル味、塩バター味に加え、昨年から登場したガーリックバター味の3種類。価格は味によって異なり、サイズはSSサイズ(100~200円・約50グラム)からLLサイズ(800~1000円・同300グラム)の5種類を用意している。
また今年から「自宅のレンジでも手軽にポップコーンを作れるように」と、高野さんが栽培した軸付きの乾燥トウモロコシも1本550円で販売。イエロー、レッド、ブルー、ホワイトの4色が彩り豊かに店頭に並ぶ。また、軸から外した粒の状態の乾燥コーンも1袋400円で販売している。
山形発のクラフトコーラ「YATA COLA」や「SAWARA COFFEE」のドリップコーヒーなど、ポップコーンと一緒に楽しめるドリンクメニューも用意している。
このほか、未来めむろうしを100%使ったハンバーガーと芽室産ジャガイモを使ったフライドポテトのセットは月1回程度、1300円で予約販売とする。
無料通話アプリ「LINE」の友達登録者向けスタンプカード制度も設け、5ポイントためるとLサイズ、10ポイントでLLサイズのポップコーンと引き換えられる。
営業は3月上旬までの毎週火・木・土・日曜の午前10時~午後3時。町内のチャレンジショップ「MEMURO UNITE BASE」(メムロユナイトベース、町本通2ノ13ノ1)でも不定期に出店し、軸付きのポップコーンを中心に販売中。最新情報は同店のインスタグラムへ。