上士幌高生とカーチがコラボ 十勝産の蜂蜜を使った板チョコを販売
【上士幌】上士幌高校3年生13人と、道の駅かみしほろを運営する観光地域商社「karch(カーチ)」が共同開発した「クラフトチョコレート」の販売会が19日、同道の駅で開かれた。生徒らは期待と緊張を胸に、売り手側の視点も学びながら心を込めて販売した。(大健太郎)
3年生の選択科目「ライフデザイン」の授業の一環。町内の企業と高校が連携し、高校生目線でまちの「ヒト・モノ・コト」をつなげる企画「上高マッチング」としての取り組み。生徒が商品の販売広報や広報活動も担い、今回は動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」でコミカルな踊りで商品を宣伝したり、商店街でポスターやチラシも配布した。
開発したのは、十勝養蜂園(上士幌町)の蜂蜜を使用した板チョコで、食べられる花「エディブルフラワー」を表面にあしらった。プレーン味とイチゴ味のセットで1580円(税込み)。
販売会で生徒は、来店客に、熱心に商品の特徴を説明した。来店客からは「高級感があって口溶けがいい」「甘くていい香りがする」など反応は上々で、山口華穂(かほ)さんは「来店客の中には2箱買ってくれた人もいて、うれしかった」と笑顔。
藤内愛華(まなか)さんは「道の駅のレギュラー商品として、上士幌に浸透してもられば」と期待し、早川恋(れん)さんは「たくさんの人と話せる機会を持てて勉強になった」と喜んでいた。
今後も土産品として同道の駅で販売される。問い合わせは同道の駅(01564・7・7722)へ。