自分らしさあきらめない 帯広で医療×美容クリスマスフェスタ
病気や障害がある人たちのウイッグアレンジ&ファッションショー「自分らしさをあきらめない 医療×美容クリスマスフェスタ」が16日、帯広市内の帯広協会病院で開かれ、市民らが病気になった時にこそ自分らしさを実現するための「医療美容」に触れた。
病気があっても、なくても、自分らしく生きられる社会作り-を目指して活動する団体「CANnet」(キャンネット、代表・杉山絢子帯広協会病院腫瘍内科主任部長)の主催。帯広では初開催。医療・介護・福祉関係者や病気と闘っている人、市民ら約200人が参加した。
会場では、抗がん剤治療などで脱毛しても、ウイッグなどを用いて結婚式や卒業式用に「おしゃれ」ができることや、乳がんの術後でも温泉を楽しめる専用入浴着、パラスポーツなどについて、音楽に合わせたショー形式で紹介した。出演者も「自分らしさをあきらめない 生活・仕事・趣味」のテーマに合わせ、前を向いて現状を楽しむ大切さなどを伝えた。(松岡秀宜)
自分らしさあきらめない 帯広で医療×美容クリスマスフェスタ