サンタランド カード受け付け中 今年もおおばさんのイラストで
【広尾】ノルウェー・オスロ市からサンタランドに認定されている広尾町は、恒例のクリスマスカード「サンタカード」の受け付けを行っている。昨年に続き、広尾にゆかりの深い漫画家おおば比呂司さん(故人)のイラストを採用した。1通500円(税・郵送料込み)、申し込みの締め切りは30日。(能勢雄太郎)
サンタカードは町北方圏交流振興会(会長・村瀬優町長)の事業。サンタの家周辺(大丸山森林公園)のイルミネーションと並び、サンタランドのメイン事業となっている。
今年のカードは、開くと広尾の市街地や雪山をバックに、二輪車に乗ったサンタクロースが飛び出す仕掛け。おおばさんのサンタや、町のマスコット「さーたちゃん」「ツリーくん」をあしらったシール、メッセージカードが同封される。
おおばさんは生前、最後の仕事が広尾町内のイベント出演だった。おおばさんと親交のあった三島敬子さん(札幌市)の提案で、昨年からサンタカードの図柄に使用している。
来年はサンタランド認定40年の節目で、1年前の今年は「サンキュー(39)イヤー」としてPR。事務局の町水産商工観光課は「おおばさんの絵は、みんなが癒やされる。親しい人に送ってほしい。来年の40周年に向け、1通でも多く利用してもらえたら」と話している。
海外郵送分は17日の締め切り。カードは12月25日までに届く予定。郵便、ネットで申し込める。詳しくはサンタランドのサイトで。問い合わせは同課(01558・2・0177)へ。