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菊まつり開幕 色とりどりの2850鉢

総合花壇に見入る来場者(1日午前10時50分ごろ、とかちプラザで。金野和彦撮影)

 「第54回おびひろ菊まつり(帯広のまつり推進委員会主催、帯広菊花同好会共催)が1日午前10時、帯広市内のとかちプラザで開幕した。色とりどりの菊約2850鉢が会場を彩っている。5日まで。

 開会式では、同推進委会長の米沢則寿帯広市長が「菊の魅力と、姉妹都市の物産販売やステージイベントも楽しんで」とあいさつ。テープカットが行われ、書とピアノによる「書と音楽のインプロビゼーション」が開幕に花を添えた。

 菊花展の市長賞など上位3賞とスワード市長賞の表彰式も行われた。締結55周年を記念して来帯している国際姉妹都市米国スワード市訪問団のキャット・ソレンセン団長(31)が登壇。スワード市長賞を受賞した石王洋美さんに賞状と副賞の手作りのレイ、アラスカの伝統的な調理器具「ウル」を手渡した。ソレンセン団長は「芸術的な美しい開会式。スワード市では珍しい菊を楽しみたい」と話した。

 今年の総合花壇は「草原に舞う菊のドレス」をテーマに菊2650鉢を使って立体的に表現。写真の撮影スポットを設けている。期間中はJICA北海道の協力を得て民族衣装や楽器を展示するブースを設け、5日には研修員らによるステージイベントを行うなど「国際色豊かな菊まつりになる」と高井信夫帯広菊花同好会会長。4日には高校生の書道パフォーマンスを行うほか、4年ぶりに日本庭園での「野点(のだて)」を復活する。姉妹都市(大分市、徳島市、静岡県松崎町)の物産販売もある。

 入場無料。午前9時~午後5時(最終日は午後4時まで)。(北村里沙)

菊まつり開幕 色とりどりの2850鉢


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  • 総合花壇の前で記念写真に収まる来場者(1日午前11時ごろ、とかちプラザで。金野和彦撮影)

    総合花壇の前で記念写真に収まる来場者(1日午前11時ごろ、とかちプラザで。金野和彦撮影)

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