ばんえい十勝&ウマ娘、コラボイベントにぎわう
ばんえい十勝(帯広市主催)が、ゲームなどの人気コンテンツ「ウマ娘プリティーダービー」とコラボしたイベントが23、24日の両日、帯広競馬場で開かれた。24日は、同コンテンツに出演する「ウマ娘」声優陣のトークショーもあり、ファンらが軽妙な語りとともに、競馬場で過ごす一日を楽しんだ。
2部構成のトークショーには、テイエムオペラオー・徳井青空さん、アドマイヤベガ・咲々木瞳さん、ナリタトップロード・中村カンナさんの3人の声優が「生徒役」で登場。フリーキャスターで競馬ファンとして知られる草野仁さんが「先生役」を務め、十勝の農業史や、ばんえいの競走馬・重種馬との関わりを3人に解説した。
3頭は、1999年3歳3冠(皐月賞、日本ダービー、菊花賞)のタイトルを分け合ったライバル。徳井さんが「カマンベールチーズや乳製品のイメージがある」と十勝のイメージを話すと、中村さんは「牛乳やバターも…」とし、咲々木さんも「そうそう」と相づちを打つなど、息の合った掛け合いもあり、ファンらの大きな拍手に包まれた。
また、コラボイベントの「限定うちわ」が先着5000人に配られたほか、グッズが販売される「ウマ娘 POP UP STORE」も人気を集めた。場内に設けられたパネルや「ウマ娘仕様」のフラッグ前では、記念撮影するファンらの笑顔が広がった。
「ウマ娘…」はスマートフォン向けゲームで、競走馬を擬人化した育成シミュレーション。アニメや漫画にもなり、競馬ファンらの人気を集めている。ばんえい十勝とのコラボイベントは昨年に続いて2回目。ばんえい十勝によると、トークショーがあった24日の来場者数は6089人。昨年(6258人)に続き、にぎわいを見せた。(松岡秀宜)
ばんえい十勝&ウマ娘、コラボイベントにぎわう