十勝ナンバーのデザイン、応募23件と低調 締め切り22日
十勝町村会(会長・竹中貢上士幌町長)が、自動車に付ける図柄入りナンバープレート「十勝ナンバー」のデザインを募集し、1カ月ほどが経過した。5日現在で集まった案は23件とやや低調。同会は「ぜひ十勝らしい図柄を送ってほしい」とPRしている。締め切りは22日。(松村智裕)
十勝ナンバーは、同会が「ご当地ナンバー」として国土交通省に導入を申請。帯広を除く管内18町村を交付対象とし、十勝の魅力を広く発信することを目指す。国交省の認可を得た後、早ければ2025年5月ごろから交付する。
8月10日に募集を開始した図柄は、管内を主体に幅広い世代から寄せられ、道外を含む管外からも7件が届いた。十勝の主幹産業・農業をイメージした小麦や畑、雄大な自然などが描かれた作品が多い。
学校などの問い合わせは多く、同会の永田英美事務局長は「締め切りに向け、多くの作品が届くことを期待したい」と話している。
デザイン案は1人につき3点まで。応募指定様式は18町村のホームページからダウンロードできる。賞金は最優秀賞10万円、優秀賞2万円。選考委員会や管内在住者の人気投票などで最優秀賞を決める。問い合わせは同会事務局(0155・23・6204)へ。