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「北の六大学」の学生が起業アイデアを発表 音更

学生(手前左)が発表する起業アイデアに耳を傾ける関係者

 【音更】北の六大学(小樽商科大、帯広畜産大、北見工業大、公立はこだて未来大、北海道情報大、室蘭工業大)のビジネスプラン発表会(北の六大学、山忠ホールディングス共催)が9日、音更町内の昭和商学校「Palette(パレット)」で開かれた。北の六大学の学生11人が起業アイデアを発表した。

 学生らは昨夏、パレットを拠点に8月29日~9月1日の3泊4日の日程で、フィールドワークを実施。十勝管内の「満寿屋商店」(帯広)、「北海道十勝スカイアーススポーツ」(音更)、地方創生ベンチャー「そら」(帯広)、音更町十勝川温泉観光協会などを巡って情報を集めた。この他にもビデオ会議システムで意見交換するなど、それぞれが起業アイデアを構築した。

 発表会には、北の六大学の関係者や、音更高校の生徒ら合わせて約20人が参加。帯広畜産大の長澤秀行学長が「今は自らビジネスプランを考えて起業する時代。皆さんの進路につながる機会にしてもらいたい」とあいさつし、山忠ホールディングスの山本英明社長が「ビジネスチャンスを磨いて社長として十勝に戻ってきてほしい」とエールを送った。

 学生は各自7分間の持ち時間内で成果を発表した。北見工業大1年の大村優介さん(20)は「オートファジーのための飲み物」、はこだて未来大3年の山田真那子さん(21)は「馬で移動できる街 十勝~レンタルホースで町おこし~」、小樽商科大1年の村上礼音さん(19)は「孤独解消アプリ」、はこだて未来大2年の島田麻飛さん(20)は「風呂とアイス」をテーマに話した。

 山田さんは「馬の寿命は約30年間で、5歳で引退した場合に残りの25年を考えた」とし、引退した競走馬の“就職先”として馬のレンタルサービスを提供することを提案。引退競走馬の再就職支援プログラムを行っているNPO法人引退馬協会などと連携して、観光向けとして初心者などに長時間貸し出す他、交通手段として乗馬経験者や十勝の住民向けの短時間レンタルなどを示した。

 この他、帯広畜産大3年の佐藤詠史郎さん(21)は「ダチョウ公園」、室蘭工業大修士1年の田澤孝太さん(23)は「アイデア工房」、小樽商科大2年の板谷瑞生さん(20)は「ゲームの素材提供」、北見工業大1年の佐藤伶哉さん(18)は「手助けを通じて街を健康に!」、北海道情報大3年の鎌田祥伍さん(21)は「Locar」、はこだて未来大1年の小久保尚さん(19)は「カウンターフーズ」、小樽商科大4年の梶麗奈さん(23)は「地域が繋(つな)がるIT講座」をテーマにそれぞれ発表。学生たちのユニークなアイデアは、会場の関係者の関心を集めていた。(内形勝也)

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  • 北の六大学の学生(右)が考えた起業アイデアを発表した

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