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オムライスの全道代表に 芽室のレストランHiro

優勝し記念ボードを手にする高橋さん

 【札幌】日本一食べたくなるオムライスを決める大会「カゴメオムライススタジアム2023」の北海道大会が22日、札幌市内で開かれた。書類選考で選ばれた4店が実食審査に臨み、芽室町の「レストランHiro」(高橋広明代表)の「幸せを呼ぶ黄色いオムライスwith十勝ボロネーゼソース」が優勝し北海道代表に選ばれた。

 同大会は、ケチャップ製造販売のカゴメ(名古屋市)主催。オムライスとナポリタンとでテーマを替え、2013年から2年に1回開催している。

 高橋さん(51)は17年、ナポリタンで北海道大会に出場したが惜しくもグランプリを逃し、その後は書類審査を通過できなかった。今回のオムライスは、生産量日本一を誇る芽室町のスイートコーンをたっぷり使っているのが特徴。高橋さんは十勝芽室コーン炒飯(チャーハン)地域活性化協議会会長を務めており、「コーンの彩りや甘みを生かした」と話す。

優勝したオムライス。スイートコーン、ピーナツ、豆など十勝産食材をふんだんに使用

 ケチャップライスとチーズを卵で包み、十勝産の牛・豚肉、マッシュルーム、豆を使った“十勝ボロネーゼソース”を掛けた。ソースに芽室産のゆでピーナツ、トッピングにはローストピーナッツを使用。卵とコーンの黄色を「幸運」と捉え、食べて幸せを感じてもらいたいとの思いをネーミングに込めた。

 実食審査では、50分の制限時間内に撮影用と試食用を調理。4人の審査員が味や見た目、地域性の観点で審査した。審査員からは「色彩が美しく、ソースとコーンがマッチして良いバランスで一皿に表現されていた」と高い評価を受けた。

 表彰式でトロフィーを受け取った高橋さんは「芽室町は畑作の町。それを前面に出した結果が受賞に結び付きうれしい」と笑顔。今後は全国の他のエリア代表8店と共に、3月20日~4月3日の期間でウェブ投票が行われる。ベスト3に選ばれると5月の決勝大会に出場できる。

 「全国の皆さんにおいしいスイートコーンを食べていただきたい。北海道代表に選ばれたからには優勝を目指したい」と意欲を語った。(安藤有紀)

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