広尾、大樹で冬のレクリエーションスポーツ大会
【広尾・大樹】十勝晴れが広がった5日、広尾、大樹両町で、レクリエーション・スポーツの大会が催された。幅広い世代の住民が参加、各会場では仲間への声援、歓声、笑い声がこだました。
(石原秀樹通信員、能勢雄太郎)
アイスストッカー31チーム点数競う 広尾
広尾小学校の特設リンクでは、広尾町アイスストッカー大会(町スポーツ推進指導員協議会主催)が開かれ、参加者は氷上で熱戦を繰り広げた。
アイスストッカーは、ペタンクとカーリングを合わせた広尾発祥の団体スポーツ。氷上のコート(縦20メートル横3メートル)の標的に、自然石のストーンを近づけて点数を競う。
コロナ禍で4年ぶりの開催となり、帯広、大樹、釧路管内標茶町から男子21チーム、女子10チームの計170人が出場。参加者は重さや形が微妙に異なるストーンが狙い通りの場所に投げられると、飛び跳ねて喜んでいた。
広尾勢が表彰台を独占。男子は「チーム久保田」、女子は「ソフト部レディース」が優勝した。
敵陣の旗目指し元気に雪玉投げ 大樹
大樹町生涯学習センター敷地内では、町内各青年部による「真冬の感謝祭」が催され、メインの雪合戦(小学生、中学生、一般の3部)に計23チーム・92人が出場した。
小学生の部は、大樹小の児童で構成した7チーム。子どもたちはメンバーの配置を工夫し、対戦チームの陣地にあるフラッグを目指して、雪玉を元気に投げ合っていた。
予選で3勝を挙げた大樹小3年の石倉有君(9)、坪蓮斗君(9)は「守りを固めて精いっぱい(雪玉を)投げた。3勝できて楽しい」と笑顔を見せていた。
小学生の部は「YOTA」、中学生の部は「大樹中野球部」、一般の部は「T・U・M・O」が優勝した。
広尾、大樹で冬のレクリエーションスポーツ大会