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ワンダーウォールが施設を小学生に無料開放 ボルダリング

ボルダリングに挑む子どもたち

 帯広電信通にあるボルダリング施設「WONDER WALL(ワンダーウォール)」(帯広市東2南5)は4日から、小学生を対象にジムの無料開放を始めた。競技人口の拡大を目指しての試みで、3月末まで毎週土曜日午前10時から50分間。初日には6組の親子が訪れた。

 同ジムは2021年にオープンし、地域住民や障害者向け就労支援施設、学校などさまざまな人が利用している。

 今回の試みは、子どもたちに楽しさを知ってもらうとともに、競技人口の拡大への取り組みでもある。運営する岡田知己さんは「ボルダリングはまだマイナースポーツ。お金を出して子どもに挑戦させようという決断をできない親もいるはず」という。

 そこで、週1回、3月末まで、土曜の午前10時から50分間ジムを無料開放する。体験して興味をもった子どもには、週4回行うボルダリングスクールに参加してもらうなど、競技環境の整備や選手育成にも力を入れる。

 この日ジムを訪れた帯広川西小1年の花房すずさん(7)は「児童会館でボルダリングをしたことがあったけど、ここは壁が高い。怖いけど楽しかった」と笑顔。母親のめぐみさん(40)は「無料開放と友人に紹介してもらい来てみた。ボルダリングは全身を使えるので成長に良さそう」と話した。

 岡田さんは「スポーツにはお金がかかる。無料開放やスクールの実施などで、次世代選手、五輪選手の育成を目指したい」と話した。(吉原慧)

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