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野鳥専門誌がシマエナガ本を出版 探鳥地として道東では唯一帯広が紹介

樹液を求めて飛来したシマエナガ(2020年2月、帯広市内の緑ケ丘公園。塩原真撮影)

 国内唯一のバードウオッチング専門誌「BIRDER(バーダー)」=文一総合出版=が昨年12月、シマエナガの写真やさまざまな生態を余すことなく紹介した「とことんエナガ、シマエナガ」を出版した。シマエナガブームを盛り上げながら、バードウオッチャーの裾野を広げることが目的。同鳥は日本では道内でしか観察できず、探鳥地として道東で唯一、帯広市周辺が紹介されている。

 メインで編集に携わった同社の高野丈さん(51)は20年前、妻の実家がある同市に帰省。その際、偶然訪れた帯廣神社周辺で初めてシマエナガを撮影した。「一目見た瞬間に(心が)射抜かれた。かわいさはもちろんのこと、不思議な魅力がある」と感じた。

 当時は主に風景写真を撮影していた高野さんは、以来、生き物の一瞬を切り取る楽しさを覚え、生物写真家としての活動をスタート。「それもあってか帯広は思い入れがある。探鳥地の紹介は他の地域より深掘りしている」と話す。書籍の中には、緑ケ丘公園や帯広川など6カ所の探鳥地の説明があるほか、同神社オリジナルで作成したシマエナガをモチーフにした授与品が紹介されている。

「とことんエナガ、シマエナガ」をPRする(左から)高野さん、大野宮司

 現在、環境保全活動にも従事しているという高野さんは、書籍を通じて読者にシマエナガだけではなく、自然全体に対しての関心を持ってほしいと語る。「最近はどの自治体も開発が進んでいる中で、十勝は美しい風景、動植物が身近にある幸せな土地。ぜひ、その魅力に気付いてくれたら」と高野さん。

 また、同神社の大野清徳宮司(50)も「全国の方がシマエナガを一目見ようと帯広に訪れるきっかけとなる本だと思う。地域の活力向上につながれば」と期待する。

 全国の書店で販売中。A5判、128ページ、1760円。(山田夏航)

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