希少「雫取り」入り限定福袋も、碧雲蔵で2日初売り
帯広畜産大学内にある十勝で唯一の酒蔵「碧雲蔵」(市稲田町西2線15)では、1月2日の初売りに合わせ、敷地内のショップで福袋を限定で販売する。
福袋は今年3年目で、前年から1種類増やし、5500円と1万1000円、1万5000円の3種類。碧雲蔵で醸造した純米酒や大吟醸酒などを、通常よりそれぞれ2割ほど安く提供する。
中でも限定5セットの1万5000円福袋は、ショップ限定品のもろみを入れた酒袋から滴り落ちる雫(しずく)のみを集めた「雫取り」大吟醸35%(定価7700円)など4品入り。
若山健一郎杜氏(とうじ)は「地域に愛される酒蔵として来年ももっと頑張りたい」としている。
午前10時~午後4時。なくなり次第終了。問い合わせはショップ(0155・67・5901)へ。
碧雲蔵は、上川大雪酒造(上川管内上川町、塚原敏夫社長)が醸造を手掛ける全国初の大学内の酒蔵。十勝の企業らが十勝緑丘(帯広市)を立ち上げ、2020年に開設。今シーズンは、地場完結酒「十勝晴れ」の醸造の担当も始めた。(佐藤いづみ)