「まねきケチャ」が7周年ライブ 帯広出身・中川さんリーダーのアイドルグループ
帯広出身の中川美優さんがリーダーを務めるアイドルグループ「まねきケチャ」の7周年記念ワンマンライブが9日、東京国際フォーラムCで開催された。中川さんら3人のメンバーが来春でグループを卒業するため、現体制による最後の周年ステージ。熱気あふれるライブパフォーマンスで大勢のファンを魅了した。
まねきケチャは結成3年目で日本武道館公演を達成した。中川さんの他、宮内凛さん、松下玲緒菜さん、篠原葵さん、森ふう花さんの5人によるグループ。来春卒業の中川さん、宮内さん、松下さんは結成時からのオリジナルメンバー。
ライブ会場は有観客開催の他、急きょ生配信も行われた。5人はトークや動画などを挟みつつ、アンコールを含む全18曲を熱唱。躍動感あふれるステージを繰り広げた。途中、中川さん初の写真集が12月に発売されることも発表された。
代表曲「きみわずらい」など2曲では、観客が撮影可能な「カメコタイム」も初設定。シャボン玉やカラフルな光の演出という幻想的なステージで歌うメンバーを、観客は自分のカメラに収めた。
中川さんは終了後、「少し泣いちゃいそうになる場面もあったけど、周年ライブらしく楽しんで、7年間の全てを出しきれたかなと思います」と心境を語り、「卒業までに北海道へ行けたらいいな。十勝の方にも最後まで応援していただけたら嬉しいです」と呼び掛けた。(植木康則)
まねきケチャのリーダー・中川美優さんはライブ終了後、十勝毎日新聞のメールインタビューに対し、最後の周年ライブの感想や初の写真集発売決定の喜びなどを伝えた。主な内容は次の通り。
-来春に卒業を控える中で、7周年ライブを終えての感想を
初期から一緒に活動しているメンバーの私と宮内、松下が今回最後の周年ライブでした。
周年ライブではここ数年、バンドをやったり、自分たちで衣装をプロデュースしたり新曲を作ったり。何か新しいことができないかと、メンバーが自ら考えてライブをつくるようになっていました。1年で1番大切なライブとも言えます。
今年は新曲2曲を初披露。いつもと違う黒を基調とした格好いい新衣装、初めて撮影可能曲があり、推しメンだけをずっと追いかけてくれる推しカメラ配信などなど、盛りだくさんなライブになりました。楽しんでいただけたかな?
少し泣いちゃいそうになる場面もあったけど、周年ライブらしく楽しんで、7年間の全てを出しきれたかなと思います!
卒業の日程が未定なのですが、おそらくあと半年くらいはあると思うので、正直まだ実感がないです。でもだんだん最後になることが多くて寂しいなってなります。。最後の生誕ライブ、最後の夏フェス、最後の周年…もしかしたら会えるのが最後かもしれない!ってファンの方もいたりして。1日1日のライブを大事にしようって思います。
-自身の写真集発売の発表もありました
周年ライブで発表するって決まってから、発表まですごくどきどきしていました。撮影自体は8月に行っていたので、早くみんなに言いたくてうずうずしていたんです。
私はあんまりグラビアのお仕事をやってこなかったので、水着のイメージが少なかったと思います。だからこそ発表の写真は1番インパクトのある写真にしてもらいました! 想像以上にみんなが驚いてくれて、ライブでは拍手が鳴り止まなかったの、うれしかったなあ。
アイドルでいるうちに写真集を出せたらいいなとひそかに思っていたので、夢がかなって嬉しかったです。普通の写真集と一味違ったシチュエーションや雀荘(じゃんそう)での撮影など、私らしい写真も多いので楽しみにしていてください!
アイドル中川美優の最初で最後の写真集なので、たくさんの人に見てもらいたいです。
-今後の活動への意気込みと、十勝のファンへメッセージを
今回の7周年ライブで、来年1発目のワンマンライブが発表されました。今年はできなかったので、私がまねきケチャにいる最後の年始に開催できて嬉しいです!
おそらく卒業ライブ前最後の大型ワンマンライブになると思うので、いいものにしたい。今からわくわくしています。卒業まで残り半年、アイドルを楽しむぞ!
卒業までに北海道へ行けたらいいな。十勝の方にも最後まで応援していただけたら嬉しいです。