「かちフェス」芽室で初開催 十勝の食や文化、魅力発信
【芽室】自然や食、サウナなどを通じて十勝の魅力を体感するイベント「かちフェス」が15日午前10時、芽室公園(芽室町本通8)で始まった。十勝管内を中心に多くの人でにぎわっている。
管内の事業者有志でつくる実行委員会(中村真也実行委員長)主催。文化庁の「観光再開・拡大に向けた文化観光コンテンツの充実事業」の採択を受け、次世代にも持続可能なイベントを目指し、今年初めて開催された。
15日午前は会場内に設けられたテントサウナやサウナカー全8基が並んだ。開催地・芽室町ならではの「コーン炒飯(チャーハン)」など管内の特産品やグッズも集結。音楽ステージが会場を盛り上げたほか、キャンプ場はフリーサイト全30張の予約が埋まった。
帯広市の団体職員渡辺啓太さん(34)はサウナ4種類を満喫し、充実した表情。「『サウナ飯』も合わせて楽しみたくて。最高です」と話した。イベントは16日午後4時まで。(石川彩乃)
「かちフェス」芽室で初開催 十勝の食や文化、魅力発信