子育てアプリの運用を開始 広尾 母子健康手帳を補完
今月から運用を開始した「ひろお子育てアプリ」
【広尾】広尾町は、母子健康手帳を補完する「ひろお子育てアプリ」の運用を開始した。アプリを入手すると、スマートフォンなどに出産・育児に関する行政情報が提供され、胎児や子どもの成長の記録を家族内で共有することができる。３歳以下の子どもがいる世帯を中心に利用を呼び掛けている。
各地の自治体で導入が進む母子手帳アプリ「母子モ」を活用。経費として今年度予算に約３７万円を計上していた。１日からサービスを開始した。
予防接種の日程、町健康管理センターや図書館の子育てイベント情報、子育て関連施設の情報などを発信。妊娠中の体調・体重（グラフ化）、胎児や子どもの身長・体重（同）、予防接種の実績などデータを管理し、夫婦のほか祖父母も情報を共有できる。
アプリサービスはスマホの他、パソコン、タブレット端末にも対応。子どもの成長記録はＳＮＳ（ソーシャル・ネットワーキング・サービス）に投稿が可能だ。
健康管理センターでは「子どもの健やかな成長を家族全員で見守ることに活用してほしい」と呼び掛けている。アプリは無料。登録は母子モのウェブサイトから。（能勢雄太郎）
