大道芸に笑いと拍手 平原まつり2日目にぎわう
第75回おびひろ平原まつり(帯広のまつり推進委員会主催)は14、15の両日、大道芸フェスなど久々の祭りを楽しもうと多くの市民が訪れ、3年ぶりに夏の平原通に活気があふれた。
歩行者天国にした平原通と広小路を会場にした「とかち夏空大道芸フェスティバル2022」には、国内外で活躍する一流パフォーマー7組が登場した。
親子コンビ「TSIRK ABBY(チルクアビー)」は軟体芸を披露。東京五輪開会式のピクトグラムパフォーマンスで知られる「GABEZ(ガベジ)」は、14日夕のにわか雨の下でも懸命のステージを見せ、観客が温かい拍手を送った。
平原まつりの大道芸は、十勝毎日新聞社などでつくる実行委員会が主催する恒例イベント。10年前から毎年訪れている帯広市の佐藤早枝さん(61)は「みんなで同じものを見て笑い、人と人とのつながりを感じた」と話していた。
15日午後7時からは広小路2区で出演芸人全員が一堂に会するファイナルショーが予定されている。(近藤周)