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3年ぶり「夢降夜」 平原まつり

力強くみこしを担ぎ、熱気に包まれた「夢降夜」(金野和彦撮影)

 おびひろ平原まつりが開幕した14日夜、五穀豊穣(ほうじょう)と子孫繁栄を願うみこし「夢降夜(ゆめふるや)」が行われた。みこしに投げ入れると願いがかなうとされる小麦の束が飛び交う中、担ぎ手ら約150人がまつりを盛り上げた。

 今年はコロナ対策のため、担ぎ手はマスク着用で掛け声は出さす、みこしが練り歩く回数を減らして時間を短縮。密を避けるためパン撒きもパン配りへと変更した。

 午後7時、山本和彦さん(48)と山中萌さん(25)の口上と太鼓の演奏で幕が開くと、男女のみこしが藤丸前の西2南8~9を練り歩いた。小麦5本ほどの束は「黄金穂」と呼ばれ、沿道から男みこしに投げ込まれると、担ぎ方の力強さが増した。2つのみこしが藤丸前交差点にそろうと、みこしの上に乗った年男の柴田明宏さん(35)と山本さん、年女の青木みのりさん(24)と佐々木琥珀さん(12)の間で、黄金穂を束ねた大きな小麦束を投げ合って締めくくった。

 家族5人で訪れた帯広市の坂下緑さん(43)は「コロナを吹き飛ばすような活気があって良かった」と話した。初めて参加した年女の青木さんは「帯広畜産大学の6年間を過ごした帯広へ恩返しをしたかった。みこしの上から見る景色が最高だった」と振り返った。同じく年女の佐々木さんも「とても楽しかった」と笑顔だった。(吉原慧)

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  • 力強くみこしを担ぎ、熱気に包まれた「夢降夜」(金野和彦撮影)

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  • おびひろ平原まつり夢降夜

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